今日の一人目は、東風平の増田良平です。実は、この写真
だけで彼の出品作の特徴を理解いただくのは不可能です。
なぜならば、今回も様々な手法や素材を駆使して、すべて
1点物で構成しているからです。絵あり、無地あり、色あり
磁器あり・・・。兎に角、欲求の赴くままに「やりたい」
気持ちを全面に持って走り抜けた感があります。赤ちゃんの
離乳食なんかに使ったら可愛いハズ!
二人目は、愛媛県の砥部町からの遠藤裕人です。写真の
猪口は蛍手の小さいサイズで、他にも3種類の猪口を出品し
ました。心得たサイズ感で使い廻しの良さそうな形状です。
写真の蛍手は、透けの面白味を考えて窓辺に花を飾るのにも
良さげです。また、タップリ目のサイズはオウチパーティー
の時にアボカドのディップ・レバーペーストなどを入れて見
ても良いかもしれません。
与那原の本田伸明のうつわは、男臭さがプンプン匂います。
彼もまた3種類の違ったタイプで出品です。写真のタイプは
うつわの腰部分を沖縄の原土で、口作りを磁器土で制作する
という方法をとっています。お酒の席で洋酒のオンザロック
がお似合いでしょうか?他にも、薬味入れ兼用の蓋付き容器
も作ってくれました。