|
器の事、ほか様々。
by yokariyo
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
検索
タグ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
楽洗面平鉢:キム ホノ 陶 🔸 よかりよ お取り扱い作家のキム ホノ作品の中には楽焼のモノも御座います。 キムさんの楽焼はバーナー焼成による自作の楽窯によって行われます。従来の陶芸作品の 本焼成は、素焼き後に施釉された作品を窯の中で棚組みをして構築して行き、蓋を閉めて 点火をし、徐々に温度を上げて目標温度に達したら火を止めて、今度は自然に冷めて行く のを待ちます。それに比較して楽焼は(簡略して説明すれば)急加熱・急冷の特異な焼成 方法です。ハードな焼成方法に耐えられるだけの状況を揃えて行くには、土の生成からして 特別な準備が必要となりますが、ここではその詳細は省かせてもらいます。楽の為に用意 された土で制作された作品は充分な乾燥の後に、700℃程に設定された窯(炉)の中に ひとつひとつヤットコ(鉄製のハサミ)で並べられて行きます。容量分の作品を納めたら 蓋をして暫く(1〜2時間程度?)焼かれた後に、同じくヤットコを使ってひとつひとつ 取り出されて、今度は籾殻の詰まった箱(耐火煉瓦製)の中へ納めて行きます。こちらも 納め切ったらしっかりと蓋をします。1000℃近くにまでなっている作品を籾殻の中に 放り込むのですから、当然燃えて行きます が、蓋をしているので炎は立たず炭焼きの 要領で炭化して行きます。作品の一部(施釉してない部分)や貫入に表れる炭黒の色は この炭化の表れであります。 本当にザッとした説明なので専門的な知識のある方から 何言われるか? ちょっと心配ですが、作陶経験のない一般観覧者?の皆さんへの説明と して書かれた文章という事でお許し下さい。 取り扱いには、通常の陶器(?)よりも、組成が柔らかな分 ほんの少しだけ丁寧に扱う 方が良いとは思います。特にシンクの中で水に付け置きはやめた方が良いでしょう。 そして、乾燥も他の陶器より多目の時間を掛けて完全に乾いてから仕舞うことを心懸け ていただきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《 この先の 陶 🔸 よかりよ 》 日 月 火 水 木 金 土 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 4/1 2 3
*)4/12(金)は、お休みを頂きます。 3月からは、10時〜19時の9時間営業に戻って居ります。
|