
今回の「中田篤陶展」の D M 用に2ヶ月前に、幾つかの
作品が送られて来ました。その中で一番気に入ったのが右
の写真の角鉢でした。撮影時は、この器を第一候補として
進められましたが中々アングルが決まらず、保険として他
の作品も撮る事にしました。現像が済み上がって来た写真
を選ぶ段になって、やはり僕の腕ではこの角鉢の良さを伝
えるだけの画を撮りきれて無いと判断して、先にお届けし
た D M の銀彩の丸鉢の方を採用する事にしました。明日の搬入を前にして本来の候補作品

も、ここでお見せする事にしましょう。
でも、やっぱり画像では魅力を伝えきれない気がします。
左の写真は作品を裏返した所。裏だけに施した漆の微妙な
表情や小さな傷や石ハゼの効果は、実際にこの角鉢を手に
取らないと感じる事が出来ないのかもしれません。
いやぁ、実はこの器に惚れちゃってます。