よかりよ計画

木組み

さて、この物体は何でしょうか？

来週から始まる「端の美」の為に、作品制作中の伊集さん

の工房を訪れたのは半月程前に成ります。工房の片隅に

なにやら気に成る木組みのブツが、生地のままの状態で

置いてありました。６日の初日までに、どのような加工が

施されて登場するのでしょうか？

LP in 言事堂 with ひばり屋

季刊写真雑誌「L P」の＃３発行に合わせて 、LP同人初

(沖縄では)の写真展を若狭の古書店「言事堂」にて開催

する、とのお知らせが届きました。

「生きて死ぬ花」　タイラジュン・仲宗根香織・松本太郎
6／１１（水）〜１５（日）、１１：００〜１９：００

そして、１３日(金)・１４日(土)の２晩は屋台珈琲の

ひばり屋さんによる『珈琲夜会』も開かれるそうなので

お誘い合わせの上、お出掛け下さい。

赤嶺 学さん 新作２種入りました。

赤嶺学さんが、２種類の新作コップを搬入してくださいま

した。彼の作風としては珍しく透明釉の掛かったコップは

どちらも涼しげで昼間は冷たいお茶やアイスコーヒーなど

に、夜にはワインや泡盛ロック、またデザートやアイスク

リーム・・・と、色々な使い道を連想させてくれます。

7月に岐阜の「英蔵」さんでの個展を控えて忙しいさなか

にも関わらずの新作搬入は、気力・創作意欲が充実の証拠

と思われます。１１月には「よかりよ」での個展も決まり、先々楽しみな赤嶺学さんです。

使い途は？

制作の過程で無作為に生まれて来る「端材」と呼ばれる

存在に潜む「面白味」を引き立たせる為に、必要最少限の

「手」を入れて、素材の魅力を最大限に表現してゆく。

6月６日（金）〜の「端の美」伊集守輝個展では、上の

テーマに基づいて、おおよそ１００点程の木工作品が出品

される予定です。まるで小さなオブジェの様な木の塊や

板きれは、皿として使えるモノ、お盆として使える

モノ・・・と、用途は使う側の想像力によって生まれて来るのでしょう。さて、写真は

木切れに墨を施してオイルで仕上げた物ですが、小さな穴が幾つか空いています。

あなたなら、どうお使いになりますか？

『行為する日々』

４月に個展をして下さった金 憲鎬さんから冊子が届きま

した。２００４年１１月から翌’０５年の２月まで愛知県

の瀬戸市新世紀工芸館での企画展で、加藤 委さんとの

２人展の際の作品集です。右開きの表紙から１５ページを

キムさんの作品、左開きの表紙から１５ページを加藤さん

で構成されています。全ページ、カラー写真のとっても

美しい作品集です。

愛知万博「愛・地球博」のオープニングとして開催された

展覧会の稀少な図録を手に入れたい、と思っていた所キム

さん本人から送って頂きました。しばらくは、店に置いて

おりますので興味のある方は、どうぞ御覧ください。

　そして、同封された３枚の DM は開催中のものから、

５／１１〜１８ “ジャズなうつわ” ギャラリーRIRUN
兵庫県宝塚市山本町１丁目１０ー２１ tel0797-80-1556


5/17~26 「金 憲鎬・陶芸展」　なか玄
埼玉県春日部市中央１ー１９ー６ tel048-763-5688

6/14~7/3「或る日の情景」　GALA
東京都世田谷区梅丘１ー２６ー５・２F tel03-3439-3364

今年も精力的に展開中のキム・ホノさんを、お近くの方は

どうぞ、お見逃し無く！！

工房訪問

6月企画個展の伊集守輝さんの工房へ伺って来ました。

今回の企画は、以前に伊集さんから聞いた話がきっかけに

なって始まったものでした。『工房で仕事をしている時に

出る端材の中にも、捨てるには惜しい綺麗な｢カタチ｣が

沢山あって・・・・。』　　他人には見つける事の出来な

い伊集さんの視線をひとつの企画にできたら・・・。

それから、２年が経ち構想が現実の展覧会に成ります。

上（↑）の写真は製作途中の菓子皿です。赤い部分にだけ更に漆が施されます。

完成した作品が会場に並ぶのが、いまから楽しみです。

6月 D M 出来上がりました。

6月６日（金）から始まる『端の美』伊集守輝個展の案内状が印刷所から届きました。

御覧の通り木工展です。陶磁器以外の素材の展覧会を行うのは初めての事に成ります。

伊集さんの「面白がり方」を皆さんに紹介したくて、些か変わった趣向のテーマを考えて

見ました。伊集さんの視線や興味が、世の中の忘れているモノや捨てられて行くモノを

丹念に拾い上げて「カタチ」として「ブツ」として再生して行きます。どうぞ、お楽しみ

に。

増田良平さん新作入荷致しました。

２月に「よかりよ」で初個展をされた増田良平さんが、新作を持って来店致しました。

個展時にも評判の良かった二重碗（写真右)を始め、幅２０cm弱の蓋物やマグカップ

可愛い小皿など、２０点ほどの搬入でした。

First Contact

今日、５月１３日(火)から「First Contact」と題された陶と染の二人展が久茂地の

リウボウ7階・美術サロンで開催中です。陶の作者、山田義力さんは今回の展覧会に

ついて、釉薬の発色を得るために様々な窯の焚き方を工夫されたそうです。二人展の

お相手が紅型の作家さんという事もあって、今展では無紋を心掛けてシンプルな中から

何が出来るか！を追求された様です。そんな中から錆粉引きと名付けられた小振りの

碗と7寸の皿を分けて頂きました。５月１９日（月）まで。

香川にて

昨日、出来たばかりの DM を持って小泊良さんが来店されました。今度の個展は

香川県高松市にある『桜 SHOP』で行われます。DM ではおとなしめの色使いですが、

製作途中から、カラフルな方向へ移行していったそうです。

「 小泊 良 陶器展 」 ２００８年５月２３日（金）〜３１日（土）
『 桜 SHOP 』〒７６０ー００８１香川県高松市天神前４番３２号
☎０８７ー８３１ー８８６６／http://www.sakurashop.co.jp/
午前１０：００〜午後６：００まで

香川近辺にお住まいの方、期間中お近くへ立ち寄る予定の方、是非御高覧下さい。

作家本人は、搬入から初日の２３日のみ在廊予定だそうです。